熊本城復興支援11

店のカウンターの上にくまモン募金箱があります。
ここには空気電池売上金の10%と
ご来店いただいたお客様からの募金が入っています。

前回は9月に送金しましたので、
それからまだ4ケ月ですが開けてみました。
中には18,144円が入っていました。
少し足して2万円にして、
熊本城災害復旧支援金として寄付しました。
今回で11回目の寄付となります。

ご協力いただきました皆様、
本当にありがとうございました。
先日、天守閣が完成してから初めて城内に入りました。
天守閣は中も外も以前より立派になっていて。
ただ、その他の部分は…。
聞いてはいましたが、
想像していたより遅れているように感じました。
やはり、石垣の石一つ一つを元の場所に戻すというのは、
かなり大変な作業のようです。
当初は完成予定が2038年頃となっていましたので、
このコーナーでもそのように紹介しました。

ところが、それが大きく遅れる見通しとなったようで、
15年程度は遅れて、2050年代前半を目指しているようです。

まだまだ長い道のりですが、
募金もできるだけ続けていければと思っています。

小金井雑学大学で

先日、小金井雑学大学より招かれて、
そこで講義(講演)を行ってきました。
テーマは「加齢性難聴は認知症の危険因子」

これまで聴覚医学会をはじめ、
様々な研修会等で学んだことを話させていただきました。
思っていたより大勢の方にご出席いただきました。
聞こえに不安のある方の出席も当然予想されましたので、
UDトークを使用し、音声を文字化して見ていただく準備をしました。
ただ、本番では少し上手くいかなかった面もあって、
そこは反省が必要なことを感じています。

ただ、皆さん熱心に聞いていただき、
より分かりやすく伝えなければという思いにさせられました。

2時間という時間はアッという間でしたが、
話したかったことは全てお話しできたと思います。

このような機会を与えていただいた皆様に感謝いたします。

人生案内のコーナーで

今日、新聞の人生案内のコーナーで、
思わず目が止まってしまいました。
見出しに『補聴器』という文字があったからです。

相談者は10代の女性。
60代の祖母は耳が遠くなっているのだが、
補聴器を使うのを嫌がっている。
祖父や母親が祖母に対して大きな声を出していて、
それがつい強い口調になってしまい、
近くで聞いている自分もつらい気持ちになる。
家族で上手くコミュニケーションを取るためには、
どのようにすれば良いでしょうかという相談。
相談にこたえていたのは90歳の女性(評論家)。
ご自身も補聴器を使っていらっしゃるとのこと。
回答の内容は、おばあちゃんの誇りを傷つけないように、
「おばあちゃんと話したいことがたくさんあるから、
ぜひ補聴器を試して。」と呼び掛けてみてというもの。
家族みんなを思って相談してこられた若い女性にも、
すばらしい回答をされた評論家の方にも、
大きな感動を覚えました。
そして、なんだか暖かい気持ちになりました。

そんなご家族の役に立てるとしたら、
この仕事をやっている私たちの一番の喜びだなあと。

高齢者補聴器購入費助成制度(東京都内)②

今年の4月に同じタイトルで記事を書きました。
その時は都内15区と1村で行っていた制度ですが、
それから新たに荒川区と三鷹市が加わりました。

下の表は2022年10月3日現在での、
東京都内の高齢者補聴器購入費助成制度の一覧です。
区・村
● 金 額
◆ 年 齢
★ 条件・その他
足 立 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
荒 川 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
板 橋 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
江戸川区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
大 田 区
● 20,000円
◆ 70歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
葛 飾 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
江 東 区
● 補聴器支給又は30,000円
◆ 65歳以上
★ 基準所得以内の方・1回限り
渋 谷 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・前回支給から5年以上
新 宿 区
● 補聴器支給
◆ 70歳以上
★ 2,000円自己負担・前回支給から5年以上
墨 田 区
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
中 央 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 基準所得以内の方・1回限り
千代田区
● 50,000円
◆ 18歳以上
★ 基準所得以内の方・前回支給から5年以上
豊 島 区
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
練 馬 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
文 京 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
港 区
● 137,000円
◆ 60歳以上
★ 住民税非課税の方は半額の68,500円
三 鷹 市
● 40,000円
◆ 18歳以上
★ 基準所得以内の方・前回支給から5年以上
利 島 村
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・前回支給から5年以上

2025デフリンピック 東京開催決定

9月10日にオーストリアのウィーンで開かれていた
国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)総会にて、
東京が2025年デフリンピックの開催地に正式決定しました。

デフリンピックはまだ知名度はそう高くはありませんが、
パラリンピックより長い歴史のある国際スポーツ大会です。
大会運営もろう者が主体となって行っています。

3年後のことではありますが、
ろう者のパフォーマンスが今から楽しみです。

熊本城復興支援10

店のカウンターの上にくまモン募金箱があります。
ここには空気電池売上金の10%と
ご来店いただいたお客様からの募金が入っています。

前回は3月に開けましたので、
そろそろ開けなければと思い開けてみました。
中には21,815円が入っていました。

1,815円は募金箱に戻して、
2万円を熊本城災害復旧支援金として寄付しました。
今回で10回目の寄付となります。

ご協力いただきました皆様、
本当にありがとうございました。

天守閣が以前の輝きを取り戻したのは
前にこのコーナーで書きましたが、
天守閣以外の部分も、
一歩一歩着実に進んでいます。
上の写真は、地震が発生直後に大きな話題になっていた、
飯田丸の「一本石垣」です。(2016年4月)
建物は解体され保管されています。
写真は建物が解体され石垣だけになった、
2019年2月の様子です。
2022年4月の写真で、
石垣も解体され新たに積み直しが始まったところです。

まだまだ時間はかかりそうですが、
慎重に作業を進めていただければと思います。

補聴器のコマーシャル映像

補聴器メーカーのフォナックが、
防水の充電式RIC補聴器の販売を始めることになり、
それに伴って【人生が動き出すキャンペーン】と銘打って、
You Tubeなどでコマーシャル映像を流しています。
6つの映像があってランダムに流れているようです。

有名人が出ているわけではありませんが、
映像は補聴器を装用した方が、
楽しそうな生活を送っている様子が映し出されていて、
どれも素敵な出来栄えだと思います。

フォナック補聴器公式 - YouTube
ただ、おそらくですが、
フォナックの売り上げ増にはあまり結びつかないでしょう。
ですが、補聴器業界全体としてみれば、
大きなイメージアップになっていて、
もしかしたら販売アップにつながるかもしれません。
フォナックもそれを承知やっているのでしょう。
本来であれば補聴器業界全体として
やらなければいけない事でしょうが、
とてもありがたいことだと思っています。

おかげさまで4周年

2018年4月24日に小金井補聴器をオープンして、
無事に4周年を迎えることができました。

短いような長いような4年でしたが、
いろいろなことがありました。
4年の内の半分以上がコロナ過で、
大変なことも多かったように思います。

ここからは、1周年の時に書いたことと
同じことを書かせていただきます。

反省しなければならないことも少なくありません。
ですが、お客様に喜んでいただけた事も多く、
私自身の喜びもたくさんありました。

この店に関わっていただいた全ての皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、これからも頑張っていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

高齢者補聴器購入費助成制度(東京都内)

難聴を放置しておくと認知症のリスクが高まることは、
以前から医学会等で報告されていました。
国の新オレンジプランなどにもそれが明記されていて、
各自治体でもそれについての取り組みがなされおり、
東京都でも15区・1村で補聴器購入費の助成が行われています。
市部ではまだ行われてはいないようですが、
未導入の8区や市部でも、多くの地域で議論はされているようです。

下の表は2022年4月1日現在での、
東京都内の高齢者補聴器購入費助成制度の一覧です。
区・村
● 金 額
◆ 年 齢
★ 条件・その他
足 立 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
板 橋 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
江戸川区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
大 田 区
● 20,000円
◆ 70歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
葛 飾 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
江 東 区
● 補聴器支給又は30,000円
◆ 65歳以上
★ 基準所得以内の方・1回限り
渋 谷 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・前回支給から5年以上
新 宿 区
● 補聴器支給
◆ 70歳以上
★ 2,000円自己負担・前回支給から5年以上
墨 田 区
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
中 央 区
● 35,000円
◆ 65歳以上
★ 基準所得以内の方・1回限り
千代田区
● 50,000円
◆ 18歳以上
★ 基準所得以内の方・前回支給から5年以上
豊 島 区
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
練 馬 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税非課税世帯・1回限り
文 京 区
● 25,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・1回限り
港  区
● 137,000円
◆ 60歳以上
★ 住民税非課税の方は半額の68,500円
利 島 村
● 20,000円
◆ 65歳以上
★ 住民税本人非課税・前回支給から5年以上

補聴器から音が出ない

先日、補聴器をお使いのお客様から電話がありました。
「時々、補聴器から音が出なくなるんです。」

その方は耳あな型補聴器をお使いなので、
音孔部分の耳垢詰まりを疑いましたが、
「電源のオフ・オンを行うとまた正常に聞こえるようになる。」ということ。
そうなると耳垢が原因ではありません。

電話で話していても…ということで、ご来店いただきました。
ご来店時には正常に音を出していましたが、
原因をいろいろと探っても分かりません。
店内でしばらく様子をみることに。

そうしているうちに、お客様がこんなことをおっしゃいました。
「補聴器アプリを触っていると聞こえなくなることがある。」
でも、もちろん音が出なくなるような操作はしていないとのこと。

いつものようにスマホを触っていただきました。
お客様は左手でスマホを持ち、
右手の人差し指を使って、
ボリュームや音質の変更をやっていらっしゃいます。
そして補聴器からの音が止まったようです。

どんな操作をされたのかスマホ画面を見てみると、
補聴器が消音モードになっています。
操作する右手ではなく、
補聴器を持つ左手の親指が無意識のうちに
消音ボタンに触れてしまったようです。
リサウンドとワイデックスのアプリは、
親指が触れそうな場所に消音ボタンがあるので、
お使いの方は注意が必要なようです。