JAPAN TRAK2018その④

多くの質問があるこの調査ですが、興味深いものがあと二つあります。
早期一つは補聴器を使用している方への質問で、補聴器をもっと早く使い始めれば良かったと思っている方が54%いるということです。
理由は、より快適な社会生活が送れたとか、より安定した精神状態でいられたであろう等、いくつか挙げられていました。
私もお客様の応対をしていて、もっと早くに補聴器について考えてもらえていれば…と思ってしまうことは非常に多くあります。
早期一つは補聴器を使用している方への質問で、補聴器をもっと早く使い始めれば良かったと思っている方が54%いるということです。
理由は、より快適な社会生活が送れたとか、より安定した精神状態でいられたであろう等、いくつか挙げられていました。
私もお客様の応対をしていて、もっと早くに補聴器について考えてもらえていれば…と思ってしまうことは非常に多くあります。
まず、補聴器の着脱ですが、個人差も大きいですし、あくまで一般的にということで。
補聴器の開始時期が70代前半くらいまでであれば、それほど問題なく補聴器を着けることができます。
慣れるのも比較的早いようです。
補聴器の開始時期が70代前半くらいまでであれば、それほど問題なく補聴器を着けることができます。
慣れるのも比較的早いようです。

これが、70代後半から80代に入ってくると。
補聴器を着けるということだけで結構苦労する方が多く、慣れるまでも時間がかかってしまいます。
80代後半から90代で初めて補聴器をという方は、練習して自分で補聴器を着けられるようになる方もいますが、自分で着けるということは、あきらめなければならないことも多いです。
補聴器を着けるということだけで結構苦労する方が多く、慣れるまでも時間がかかってしまいます。
80代後半から90代で初めて補聴器をという方は、練習して自分で補聴器を着けられるようになる方もいますが、自分で着けるということは、あきらめなければならないことも多いです。
90歳を超える方でも、装用歴20年という場合には、補聴器を自在に扱っていますので、慣れてさえいれば90歳の方でも問題ありませんが、90歳で初めてとなると、誰かの手助けは必要になると思います。
それから、理由がもう1つあります。
難聴を放置しておくと、明瞭度が下がってしまうことが多いこと。
ハッキリ聞き取る能力そのものが低下しますので、補聴器を使用して聞こえるようになっても、聞き取るということは難しくなります。
そのため、補聴器の効果もあまり感じられなくなります。
それから、理由がもう1つあります。
難聴を放置しておくと、明瞭度が下がってしまうことが多いこと。
ハッキリ聞き取る能力そのものが低下しますので、補聴器を使用して聞こえるようになっても、聞き取るということは難しくなります。
そのため、補聴器の効果もあまり感じられなくなります。

年齢とともに聴力が低下した難聴は、聴覚そのものを治療で治すことは出来ません。
ですが、だからと言って、放置しておいていいものではありません。
早い時期から補聴器等できこえを改善させ、聞き取る力を維持することはとても重要となります。
ですが、だからと言って、放置しておいていいものではありません。
早い時期から補聴器等できこえを改善させ、聞き取る力を維持することはとても重要となります。
それから、もう一つの興味深い調査結果は…。
日本では補聴器の満足度が低いことは書きましたが、両耳難聴の方で、補聴器を両耳に装用している方と、片耳装用の方とでは大きな差が出たということです。
両耳装用では42%の方が満足しているのに対して、片耳装用で満足している方は24%になっています。
静かな場所で2~3人の会話であれば、片耳装用でも補聴器の効果は感じられますが、大人数の会話であったり、騒がしい場所であったりした場合には、両耳と片耳では補聴効果に大きな差が出ますので、満足度の差も大きくなったものと思います。
日本では補聴器の満足度が低いことは書きましたが、両耳難聴の方で、補聴器を両耳に装用している方と、片耳装用の方とでは大きな差が出たということです。
両耳装用では42%の方が満足しているのに対して、片耳装用で満足している方は24%になっています。
静かな場所で2~3人の会話であれば、片耳装用でも補聴器の効果は感じられますが、大人数の会話であったり、騒がしい場所であったりした場合には、両耳と片耳では補聴効果に大きな差が出ますので、満足度の差も大きくなったものと思います。
